2018.6.8 弁護士ブログ
弁護士が全国大会を開くと,金曜・土曜の開催となることが多いのはなぜ?
一般に,弁護士が全国大会を開くと,金曜・土曜の開催となることが多いです。理由は簡単で,
日曜日はゴルフなり観光なりにあてられるからです。
ところが,全国付添人経験交流集会は土曜・日曜開催で,現地で観光することよりも,しっかりと勉強することが中心になっております。日々付添人活動をされている弁護士の皆様がいかに仕事熱心かが分かります。
とはいえ,今回,松山での開催準備をするにあたって,松山市のコンベンションセンターのご助力をいただいている私としては,松山市にいらした皆様には積極的に松山(あるいは愛媛県)で飲み食い・観光をしていただき,地域経済に貢献していただきたいところであります。
閑話休題。
全国付添人経験交流集会は,全体会のあと,初日(土曜日)に3つ,2日目(日曜日)に3つの分科会が開かれ,そのうち1つに出席することができます。
このうち,例年人気を呼ぶのが重大事件に関する事例報告です。これは,その名の通り重大な少年事件に関して担当弁護士が報告するもので,守秘義務のかかった内容について話すこともあって,出席できるのが弁護士に限られております。
他方,弁護士以外が出席する分科会もあります。特に,家庭裁判所調査官を経験した方のお話は,付添人としては大変興味深いところです。このような方々の率直なお話を伺えるのが,こういった勉強会の大きなメリットであります。
少年事件において(また,離婚等の子の親権・監護権争いにおいて),家庭裁判調査官の果たす役割と彼(女)らが作成する報告書は極めて重要な役割を持ちます。調査官が何を考え,何を求め,また弁護士としてなにをすることが最善の結果を導けるのか,弁護士は日々考えているのであります。
ちなみに。
富山県は,私がまだ訪れたことのない県で,今回富山県を訪れたことで,残すは秋田・山形の2県となりました。
勘の鋭い人は,なぜ秋田・山形が残っているか分かるかと思いますが(そう,上山競馬廃止後,両県には競馬・競輪・競艇・オート場がなくなったのです!),富山県に行ったことがなかったのは完全にタイミングの問題でした(福井県には2度,石川県には1度行ったことがあります)。
自分の人生プランでは,今回の交流会とは関係なく富山県には今年中に訪れたいと考えていたところで(既に富山県のマップルも入手済なのです),富山競輪の日程と自分の休みを睨めっこしながら計画を練っております。
というわけで,今回は仕事のためにま~~~ったく食べる機会のなかった富山県の特産物は,そのときに食べます!