2019.3.11 弁護士ブログ
正木弁護士による海外旅行記~上海・インド編パート2~
前回の続きです。
最近は中国でも,競馬が興隆しつつありますが,基本的には共産党支配下ではギャンブルは御法度です。
かつてイギリスの支配下にあった上海には,競馬場がありました。今は競馬は廃止され,競馬場跡地は人民広場となっております。
競馬場のスタンドは今も残っており,博物館として活用されております。日本でも,横浜や宮崎では廃止された競馬場のスタンドが残っておりますが,やはり地震大国であることもあってなかなか一般向けに再利用はできません。
他方,コースの跡地である人民広場では,毎週日曜,写真のように,傘を使った婚活が繰り広げられております。傘に,希望する異性の条件を貼って連絡を待つのであります。この時代,ネットを使えばいいのではないかと思うのですが,まだまだアナログなシステムが生きております。
思えば,競馬,特にサラブレッド競馬は,優秀な繁殖馬を選定するレースであり,競馬というのはある意味婚活の場なのであります。人間も馬も,婚活に勤しんでいるのでありました。