2018.1.15 弁護士ブログ
日本とイギリスの「パントマイム」の違い
時機遅れですが,せっかくなのでクリスマスの話題をもう1つ。
イギリスでは,クリスマスに「パントマイム」を見る風習があります。
パントマイム,というと,日本人としては壁がないのにあるかのように見せたりする,無言でおこなわれる大道芸を思い浮かべます。
が,イギリスではそうではなく,劇場で演じられる,コメディ調の演劇です。基本的には子ども向けの演劇で,どうもヒーローと悪役がきっちり別れていたり,観客が悪役に対してブーイングしたりして楽しんだりするようです。
私がイギリスにいた際に住んでいた学生寮の脇には劇場があり,そこでもパントマイムがおこなわれていたので,見に行きました(12月24日に男1人でパントマイムを観劇する,という行為の寂しさに触れてはいけません!)。
写真は,開始前の劇場の様子と,幕間の劇場の様子です。幕間には(日本の劇場と同様に)宣伝の幕が下ります。そして,このParis Smithというのは,なんと現地の法律事務所なのです!こんなところで宣伝をして,果たしてどれだけの集客効果があるのかよく分からないのですが,こういうところに弁護士の広告が出る,という点に文化の違いを感じざるを得ません。