2017.10.19 弁護士ブログ
正木弁護士による古墳訪問記~高知県朝倉古墳編~
朝倉界隈には,まだまだみどころがあります。
城を出てまず向かったのは,朝倉古墳です。この間,白いポンチョを身につけたまま移動しております。観光地ですから,地元の方も部外者が歩き回ることに離れているでしょうが,見た目がかなり不信であることは否めないので警察に通報されずに済んでよかったです(そういう場合に備えて,常に警職法について学んでおかねばならないと思う次第です)。
この朝倉古墳,今となっては石室しか残っていないので,興味のない方からしてみれば単なる穴だろう,という感じになるのでしょうがこれが実は7世紀前半ころに作られた,というのだから驚きです。
一見なんともないようなものであっても,見る人が見れば意味がある,ということは,裁判にも当てはまります。もちろん,意味がありそうで,実はあまり重要な意味を持たない証拠もあります。
弁護士に相談されるときに,弁護士が「とにかく関係するものを全部持ってきてくれ!」と言うのは,まさにこのように,一見意味がありそうでないものや,意味がなさそうであるものを,ご相談者様と一緒に峻別していきたいと考えているからなのです。
と,単なる古墳訪問記を無理矢理法律につなげてみました。